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ザ・ミュージック、最後の来日ツアーが終了
2011年07月29日 at 10時00分 再生回数:9 ROCK/POP


Photo: TEPPEI

27日、英ロック・バンド、ザ・ミュージックの最後の来日公演が終了した。

ザ・ミュージックは2000年以降にデビューした数多くのUK出身のロック・バンドの中でも、図抜けた人気を持つバンドの一つ。今回の来日ではツアー後に解散することが既に発表されていたため、大阪・名古屋・東京での計3公演は完売となり、各地のライヴ会場は連日異様な熱気に包まれていた。

27日に東京SHIBUYA-AXにて行われたライヴは、初期の名曲「The Dance」でスタート。実はこの曲をライヴのオープニングに持ってくるのは、デビュー・アルバムを引っさげて行われた2002年のツアー以来で、今回のツアーが10年にわたる彼らのキャリアを総括する特別なものであることを象徴しているようだった。

ウォームアップ期間がほとんどなかったというのが嘘のようにタイトなバンド・アンサンブルに、会場は一気に興奮のるつぼに。「Take The Long Road And Walk It」「The Truth Is No Words」「Freedom Fighters」といった代表的なヒットナンバーが立て続けに繰り出されると、会場中が踊りまくり、ノンストップでヒートアップした。

曲間には観客から度々バンドに声がかかり、ヴォーカルのロブ・ハーヴェイがそれに応えるなど、観客とバンドの間には終始温かい雰囲気が漂っていた。ライヴの後半、ロブはファンに向かって、「僕らが音楽を創り始めて10年。君たちは僕らを最初から支えてくれた。本当にありがとう。本当に」と語りかけた。

その後、日本でのザ・ミュージック最大のヒット曲「The People」を披露。この日1番のモッシュ、この日1番の歓声がわき起こり、コーラス部分では会場全体が大合唱した。2002年、「FUJI ROCK FESTIVAL」に初出演した際にもハイライトとなったこの曲。当時、わずか18歳。デビュー・アルバム発売前にも関わらず、数千人を収容可能なテント、レッド・マーキーを満員札止めにした彼らは、若さだけで突っ走っていたような印象だった。しかし、この晩の「The People」は、ザ・ミュージックの歩いてきた10年とその間の数えきれないライヴ経験を証明する、格段にレベルアップされたものだった。

アンコールで演奏されたのはインストゥルメンタルの「Walls Get Smaller」。ライヴをこの曲で締めくくるのもまた、デビュー時のツアー以来だった。日本での最後のステージは、テンションの高い圧倒的なプロフェッショナルとしての演奏を見せながら、終始観客との間に強い絆を感じさせる特別なものだった。

ザ・ミュージックは今週末に開催される「FUJI ROCK FESTIVAL ‘11」のメイン・ステージ<グリーン・ステージ>を締めくくるクロージング・アクトとして登場する。

MTV News

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