
Photo: Eamonn McCormack/WireImage
8日、昨年6月に急逝したシンガーのマイケル・ジャクソンの主治医コンラッド・マーレイ氏が、過失致死罪で訴追されたことが明らかになった。AP通信が報じた。
検察局が提出した訴追状には、マイケルが亡くなる直前まで一緒にいたマーレイ氏が、「不法な行為で、犯意なくマイケル・ジョセフ・ジャクソンを殺害した」と書かれている。
マーレイ氏は同日にロサンゼルス地裁で行われた予備審問の罪状認否で、無罪を主張した。保釈金は通常の3倍にあたる7万5000ドル。パスポートを引き渡すことが義務付けられており、海外への渡航は禁じられる。検察側は当初30万ドルの保釈金を要求していたが、上級裁判官により却下された。有罪判決が下れば、最高4年の懲役を課せられる。
罪状認否の後、報道陣の取材に応じた顧問弁護士は、マーレイ氏がマスコミにコメントすることはないとして、「彼は家に帰りました。家族の元、患者の元に帰ったのです」と述べた。
裁判所にはマイケルの両親と姉のラトーヤ、兄弟のジャーメイン、ティト、ランディも出廷。ランディは公判中にSNS「Twitter」で、「裁判所にいて、悲しい気分だ。兄の死から最も利益を得た、AEG、ランディ・フィリップス、ケニー・オルテガ、遺産管理人たちの姿はどこにも見えない」とつぶやいた。
「今回の容疑は軽いお仕置きに過ぎません」とマイケルの父ジョー氏の顧問弁護士は米「ピープル」誌に伝えた。「非常に落胆しております。(コンラッド・マーレイ氏は)もっと重い責任を問われるべきでした。彼のやったことは、無謀なことです。人間の命を軽視したのです」。
検視局の報告書には、マーレイ氏がマイケルに「大規模な手術」に十分な量の強力な麻酔薬「プロポフォール」を投与し、マイケルが「急性プロポフォール中毒」で死亡したと書かれていた。
マイケルは死亡当時、ロンドンのO2アリーナで開催される予定だった復活コンサートの準備中だった。主治医として雇われていたマーレイ氏は、マイケルが亡くなる数時間前にプロポフォールを数回に渡って投与し、最終的に呼吸をしていないことに気付いたと捜査員に語っていた。■
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